「彼氏が何を考えているのか分からない」
『どうせ私の気持ちなんて分からないんでしょ』と言われた
恋人の気持ちがどうも分からずに、悩んでいる人は多いです。
恋人の良き理解者になりたい、と思って、自分なりに一生懸命耳を傾けているのに、「そうじゃない!」と言われてしまう。
「分かってるよ」「理解してるよ」と伝えても、「そうだね」と冷めた態度を取られる。
あなたが愛する人の本当の理解者になれないのは、「理解できないこと」を理解できていないからです。
理解の深さ、 理解の度合いを考えることで、自分が分かってあげられること、分かってあげられないことが見えてきます。
それらを分かっているなら、そう簡単にお相手のことを「分かっている」なんて、とても言えないはずなんです。
理解には違いがある
あなたが大切な人の気持ちを分かってあげたいという思い、よくわかります。
ですが「理解」とは、状況に応じて、その度合いに差が出てきます。
たとえば、
「私こんなことがあって、今すごく悲しいんだ・・・」とパートナーがふと漏らしたとき。
①自分がそれと同じ出来事を体験した
②それと同じ出来事ではないが、近しい経験をしたことがある
③その経験はない
この3つだけでも、「理解」の度合いは全く違うでしょう。
自分に経験があることなら、ないことよりも深い理解ができるでしょう。
それに近い経験があれば、似ている点を基にして、想像できるところがあるかもしれません。
経験のあるなしすらも考慮せず、すべて一緒くたにして 「分かってる」と言うことが、いかに安易な発言か、理解できるのではないでしょうか。
それを踏まえて、理解してあげたいという姿勢が大事
できるならパートナーへの深い理解をしたいものですが、状況やその内容によって、できることは変わってきます。
自分ができる理解の範疇は、限られていること。
それを分かった上で、理解しようという心がけを持っていてほしいと思います。
なんとか分かろうと状況を思い描いてみたり、自分の近い経験と照らし合わせてみたり。
たとえ完璧には遠くとも、そこまでイメージしようと努めてくれる人がいるだけで、私たちは十分ありがたさを感じるものです。
そんな、自分の存在を大きくしてくれる、自分がいていい理由を与えてくれる。
あなたが恋人の「居場所」であってほしいなぁと、私たちは思っています。
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